↑下松駅の様子
周辺はいわば郊外都市、工業都市で、駅周辺にはマンションが多くある。
駅から道路を歩いて東(広島)方向に踏切があり、山側の様子も踏切から撮影可能(A地点)
駅は海側(1番線側)しか撮影できない。
この、待ち時間の間の移動については、充分な時間があります。(駅~踏切間は5分の徒歩)
駅には簡易CTC?のような、線路の操作盤があって、駅員など関係者同士で、無線連絡でポイント転換、踏切動作を手動が行う模様だ。
その操作によって、機関車→日立引き込み線へ移動→連結→日立からの製造車両を、駅2番へと移動することが可能である。
駅2番へ移動する時刻は、14:00~14:30の間が多いらしい。この日は14:20頃。
バッテリーカー(ディーゼルカー)はこの間、Bの位置へと移動し、駅2番への移動が完了すると、日立へ戻る形だ。
九州方面の場合は、駅2番につくと機関車はそのままだが、東京方面の場合は、3番または1番を利用して機回しをし、エンド交換をする。
JR西日本車両のみ場合は、甲種輸送ではなく自力回送(試運転)となっているので、機関車を介せず、直接入線するらしい(地元の方によると)。
これは、日立への引き込み線も、電化されているためである。
なお、踏切近くに食堂がある。1時間に上下線で2~3本しか列車はない。
しかし貨物列車の走行が頻繁にあるので、列車には注意する必要があります。駅の放送は、接近メロディー(広島支社タイプ)のみです。CTCによる自動制御らしいです。
↑全体の様子
↑クハE257-501(上:海側/下:山側)、5、10号車
トイレを設置、唯一の喫煙車、定員52人(13列×4)
↑モハE257-502(上:海側/下:山側)、4、9号車
座席のみの車、定員も72人(18列×4)と多い
また、VVVFは日立製を搭載
↑モハE256-502(上:海側/下:山側)、3、8号車
電話(但し電話機そのものは設置されず、準備工事状態を確認)、トイレを設置、自販機については不明、定員64人(16列×4)
↑モハE257-1502(上:海側/下:山側)、2、7号車
車椅子対応設備(腰掛、トイレ、ドア幅など)
多目的室がある、車内販売(控え室)については不明たが、0番台と同じく、どうも設置されているのではと思う。定員54人(13列×4と、車椅子対応の1列×2人)
特に車椅子対応(バリアフリー関連)については、255系のビューさざなみ・ビューわかしおのみであった。
現在の183系の場合は、ドア幅が狭い、一部ハイテッカー、車椅子設備未対応と、客室内のバリアがあるので、これで房総・総武系統の特急車にも対応することになる。
また、VVVFは三菱製を搭載
↑クハE256-502、501(上:海側、502/下:山側、501)、1、6号車
定員64人(16列×4) 以下、ざっと簡単ですが、下松での模様です。
↑日立製作所へ通じる線路で、出発待機するE257系
2年前のM112編成訪問経験もあり、13時頃には出区かなと思っていましたが、
当方が徳山に新幹線で到着し、普通列車に乗って下松に到着した12:15頃には、すでにこのような状態でした。
↑下松に到着したEF65-100
13:53に牽引機である機関車が到着
↑14:00過ぎ、EF65-100が下松到着とともに、本線へと動かすため引き込み線に入り、連結
↑出発の待機をしている様子
ファンの方、地元の方、関係者の方を含めて十数名だったでしょうか。平日とあってファンの方は少な目でした。
↑16:15、定刻に出発いたしました。 ★その他の車両の様子
↑クハE256-502前面アップ
イメージ図と比べ、ドア付近のグレーが白になっている点などが変化しています。
↑クハE256-502前面2位側サイド
↑先頭車同士の併結
(左、クハE257-502、右、クハE256-502)
↑「NB-01」編成番号記入
記入方はE257系松本車と同じ要領です。
↑「NB-02」編成番号記入
併せて前面には、JRのロゴマーク、BOSO EXPRESS SERIES E257
とある。
↑ロゴのアップ
小文字「b」をデザインしたようである。各車両に貼付されている。
↑SIV(静止型インバーター)
モハE256-500、クハE256-500に搭載、両者共に外見に関しては同じ模様。
このように、E231系旧習志野車分に搭載のSIVと、外見は酷似している。 ★NB03+NB04編成の様子(沼津)
続いて、2004-8-2に、これも日立製作所から発送された、NB03+NB04編成の甲種輸送の様子です。
今回は、2004-8-3での、沼津駅での様子です。
↑沼津を出るEF65-114+NB03+NB04
手前の4番線(上り本線)かと思いきや、御殿場線の5/6番線ホームより先の側線に停車(15:35頃)しました。
当方の見込み違い、ということで……。ただ停車時間はありますので、6番線からの撮影は可能です。
これは、5番線に15:36発の2568M(313系V2編成)を先に発車させるための停車。
そして、15:39頃に出発。
↑沼津を出るEF65-114+NB03+NB04
右のNB03、モハE257-1503の扉が開放されたまま出発。
左がNB04となる。
↑沼津を出るEF65-114+NB03+NB04
車両の変更点は特にありませんでした。
↑3番線で待機する15:30発の6M(あさぎり6号)
あと10分程度到着が早ければ……、371系との並びが実現できるのですが……。
尚、御殿場線(沼津~松田間)は、6号車は自由席扱い。 ★NB03編成の東京総合車セ公開の様子
続いて、2004-8-29に一般公開された、東京総合車両センター(旧大井工場)で展示の、NB03編成の様子です。
当サイトでは、簡単にご紹介します。
↑東京総合車両センターで展示されたNB03編成
新系列棟でNB03編成のみ公開された。
10:00~13:00までの時間限定となっており、中で休むことも出来る。
手前がクハE256、大崎駅方がクハE257となっており、どうも
「津田沼~東京(総武地下線)~新鶴見~蛇窪(大崎支線)~大崎~東京総合車両センター」
というルートで回送されたものとみられる。
↑東京総合車両センターで展示されたNB03編成
腰掛は0番台準拠だが、テーブル上のフックの設置と、モケット柄が変更された。
いずれ、「東急車輌の電車市場」で、このモケット柄の座布団が発売されるであろう。
↑「新宿さざなみ・千倉」の表示
183系では、「新宿さざなみ」としての表示はなかったが、E257系ではちゃんと「新宿さざなみ」も表示出来ることが確認された。
★2004-10-2での団臨の様子
↑2004-10-2の団臨の走行様子
あいにく合間撮影のため、このような画像しか撮影できませんでしたが、
団臨については、NB01編成のみの運用であったようです。
車両の向きは松本車と同じですが、号車については、房総・総武基準となっており、逆(東京・新宿方が1号車)となっています。
★2020年時点
このレポートは、下松駅取材後、徳山駅でノートパソコン持参による取り急ぎ編集をし、当時のISDN公衆電話ダイヤルアップ接続によりアップロードしたものを、再編集公開ですが、早々と16年が経過しようとしています。
当時はSNSはなかったため、当方の情報が5chで大拡散となり、事実上、現地の様子を一番でネット上に上げたことになります。随分を反響もありましたが、またいい経験もさせて頂きました。
現在、このNB01+NB02編成も、房総方面特急で充当ですが、アクアラインが余りにも移動手段としては早いのか、運用が大幅に減ったようです。恐らく、基本番代同様に機器更新ではないかとみられます。
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